「赤」の誘惑 : フィクション論序説

蓮實重彦 著

漱石、子規、鴎外、ポー、ドイル、ハメットなど多くの名作の中にひっそりと生れ、作者と読者を静かに誘い、やがて炎の如く世界を染め上げる色=「赤」。この魔性の色と「フィクション」との、驚きに満ちた関係性が徹底的に考察され、ギリシャ的な図式や多くの理論家の呪縛から読者を解放する。フィクション論の決定版。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 「誘惑」から「擁護」へ
  • 1 「赤」の誘惑
  • 2 理論と混乱
  • 3 可能世界と構造分析
  • 4 少壮歴史家の書斎で
  • 5 編みものをする女
  • 6 ギャラリーから市街電車へ
  • 7 「類推の魔」
  • 8 地球儀と証言
  • 9 「緋色の糸」に導かれて
  • 10 「赤」の擁護
  • 終章 仮象、出来事、フィクション

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 「赤」の誘惑 : フィクション論序説
著作者等 蓮実 重彦
蓮實 重彦
書名ヨミ アカ ノ ユウワク : フィクション ロン ジョセツ
出版元 新潮社
刊行年月 2007.3
ページ数 284p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-10-304351-5
NCID BA81657333
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全国書誌番号
21219885
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言語 日本語
出版国 日本
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