現代日本の生活保障システム : 座標とゆくえ

大沢真理 著

経済の急激なグローバル化や先進工業諸国でのポスト工業化が進行するなかで、「新しい社会的リスク」が顕在化し、20世紀型の福祉国家は行き詰っている。社会的参画からの排除や制度上の問題ゆえに、いま多くの人々の生活が脅かされている。いかにして問題解決の展望を切り開くのか。本書は、現代日本の生活保障システムを、時系列的・国際的な比較の座標系のなかに位置づけるとともに、ジェンダー的視点に基づいた分析により、批判的に検証。21世紀にふさわしく「福祉」を再構築する要点を提示し、課題解決への希望のシナリオを描き出した労作。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 生活保障システムというアプローチ-社会的排除/包摂をふまえて
  • 第2章 一九八〇年代における生活保障システムの類型と日本の特徴
  • 第3章 失われた一〇年としての一九九〇年代
  • 第4章 世紀転換期における日本の座標
  • 第5章 小泉改革を決算する
  • 第6章 排除を超えてともに生きる社会へ

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 現代日本の生活保障システム : 座標とゆくえ
著作者等 大沢 真理
書名ヨミ ゲンダイ ニホン ノ セイカツ ホショウ システム : ザヒョウ ト ユクエ
シリーズ名 シリーズ・現代経済の課題
出版元 岩波書店
刊行年月 2007.3
ページ数 251p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-00-027046-5
NCID BA81417679
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全国書誌番号
21221626
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言語 日本語
出版国 日本
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