谷晃 著
茶の飲用法が伝わったとされる九世紀から現在まで、どのように茶文化は日本の社会に受容され、展開してきたのか。本書は、時代ごとに茶に関する代表的な人物をとりあげ、その時代の茶文化の様相と変遷を描き出す。ともすれば茶の湯に偏重しがちだった既成の茶文化観を排し、茶文化が日本の歴史や文化の中で占める位置を明らかにしてゆく、茶を通して見る日本文化史である。
「BOOKデータベース」より
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