現代経済学の誕生 : ケンブリッジ学派の系譜

伊藤宣広 著

「すべてはマーシャルにある」。ケインズに帰される革新的諸概念の多くは、マーシャル以来ケンブリッジでは共有財産となっていた。本書は、対立軸を設定しながら、マーシャル、ピグー、ロバートソン、ホートレー、そしてケインズの経済学を読み解き、ケンブリッジ学派を貫く実践志向を浮き彫りにするものである。現実に応えるための経済理論は、どのように継承され、発展したのか。時代と格闘した学派をめぐる経済思想史。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 理論と現実の狭間で-cool heads but warm hearts
  • 第1章 科学者と説教者-A.マーシャル
  • 第2章 光明と果実の葛藤-A.C.ピグー
  • 第3章 進歩と安定の不調和-D.H.ロバートソン
  • 第4章 貨幣と実物-R.G.ホートレー
  • 第5章 伝道者から反逆者へ-J.M.ケインズ
  • 補論 その他の人物

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 現代経済学の誕生 : ケンブリッジ学派の系譜
著作者等 伊藤 宣広
書名ヨミ ゲンダイ ケイザイガク ノ タンジョウ : ケンブリッジ ガクハ ノ ケイフ
シリーズ名 中公新書
出版元 中央公論新社
刊行年月 2006.4
ページ数 246p
大きさ 18cm
ISBN 4121018419
NCID BA76512433
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全国書誌番号
21052840
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言語 日本語
出版国 日本
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