生命科学の歴史 : イデオロギーと合理性

ジョルジュ・カンギレム 著 ; 杉山吉弘 訳

18世紀から現代に至る認識論的な生命科学史。バシュラール以降のフランス認識論の基本思想に批判的に依拠し、「科学的イデオロギー」を本質的な概念装置として思考を展開させつつ、近現代の生命科学史の紆余曲折した道のりを、その歴史的奥行きとともに辿り直す。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序説 現代の科学史叙述法における認識論の役割
  • 第1部 十九世紀における科学的および医学的イデオロギー(科学的イデオロギーとは何か
  • ある典型的な医学的イデオロギー、ブラウンの体系
  • 十九世紀における「医学理論」終焉への細菌学の効果)
  • 第2部 十九世紀と二十世紀における生物学的合理性の征服(十八世紀と十九世紀における生物学的調節概念の形成
  • チャールズ・ダーウィン以来の生命科学史について
  • 生物学的思考の歴史における規範性の問題)
  • 補遺 本選集にまとめられた諸研究の出典一覧

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 生命科学の歴史 : イデオロギーと合理性
著作者等 Canguilhem, Georges
杉山 吉弘
カンギレム ジョルジュ
書名ヨミ セイメイ カガク ノ レキシ : イデオロギー ト ゴウリセイ
書名別名 Ideologie et rationalite dans l'histoire des sciences de la vie. (増補改訂版)
シリーズ名 叢書・ウニベルシタス 839
出版元 法政大学出版局
刊行年月 2006.3
ページ数 228, 20p
大きさ 20cm
ISBN 4588008390
NCID BA75930405
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全国書誌番号
21005641
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 フランス語
出版国 日本
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