「星の王子さま」を哲学する

甲田純生 著

サン=テグジュペリの名作『星の王子さま』-この童話には、汲めども尽きせぬ叡智が隠されています。だからこそこの作品は、大人も含め、世界中の多くの読者に愛されているのでしょう。本書のもくろみは、この『星の王子さま』を哲学書として読む、ということです。本書はいわば、「文芸批評」というスタイルをとった「哲学入門」なのです。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 人間の孤独と死-悲哀に満ちた物語(『星の王子さま』の世界
  • 人間、この矛盾に満ちた存在-大人とこども ほか)
  • 第2章 人間の愚かさ-数字に対する偏愛(「意味という病」におかされた人間-人が「キノコ」になるとき
  • 本質は現象する-外見に惑わされる大人 ほか)
  • 第3章 人間社会への批判-資本主義社会における人間(愚かな人間-六人の「キノコ」たち
  • 資本主義社会の秘密-ビジネスマンの星 ほか)
  • 第4章 人間存在の謎-自然からの逸脱(自然を逸脱した存在-「根」のある花と「根」のない人間
  • 倫理-点燈夫となら友だちになれた ほか)
  • 第5章 肝心なこと-旅の終わり(物語の結末
  • 肝心なこと)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 「星の王子さま」を哲学する
著作者等 甲田 純生
書名ヨミ ホシ ノ オウジサマ オ テツガクスル
書名別名 Philosopher sur <Le petit prince>
シリーズ名 星の王子さま
出版元 ミネルヴァ書房
刊行年月 2006.1
ページ数 206p
大きさ 20cm
ISBN 4623045692
NCID BA75205235
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
20971252
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想