ハルばぁちゃんの手

山中恒 文 ; 木下晋 絵

ハルは海辺の小さな村に生まれた。「おや、ほくろのあるいい手じゃ。きっとこの子は器用だし、幸せになるよ」とハルの手をみて、みんながいった。ハルは小学生になった。手を使うことならだれにも負けなかった。折り紙でもお手玉でもあやとりでも。みんながハルの手をうらやましがった。ハルが15のとき、戦争で父さんが死んだ。まもなく母さんも病気で亡くなった。ハルは男の人に交じって必死に働き、家族の生活を支えた。そんなハルのただ一つの楽しみは、年に一度の盆踊りだった。

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 ハルばぁちゃんの手
著作者等 山中 恒
木下 晋
書名ヨミ ハル バァチャン ノ テ
シリーズ名 日本傑作絵本シリーズ
出版元 福音館書店
刊行年月 2005.6
ページ数 1冊 (ページ付なし)
大きさ 30×31cm
ISBN 4834021068
NCID BA72391406
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全国書誌番号
20805320
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言語 日本語
出版国 日本
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