美神の世界

前川誠郎 著

古代エジプト・西アジアでは神々や帝王の威厳の永遠性を表現するために芸術があったのに対し、古代ギリシアでは人間の生の移ろいやすさを認識して、人体を有機的に表現することを重視した。海の泡から生まれたヴィーナスが、芸術を司る美神とされ、彫刻や絵画などの造形は地域や時代の流れの中で様式的な発展をとげていく。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 『くちばし型の壷』(ギリシア、クレタ島)
  • 『ヴァフィオの杯』(ギリシア、ペロポネソス半島)
  • 『幾何学文の壷』(ギリシア、アテネ)
  • 『オセールの婦人像』(ギリシア、クレタ島)
  • 『ペプロスを着た少女』(ギリシア、アテネ)
  • 『将棋をさすアキレウス』エクセキアス
  • 『ボール投げをする青年たち』(ギリシア、アテネ)
  • 『家族の出会い』(イタリア、タルクィニア)
  • 『夫婦の像』(イタリア、チェルヴェテリ)
  • 『弓を引くヘラクレス』(ギリシア、アイギナ島)〔ほか〕

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 美神の世界
著作者等 前川 誠郎
書名ヨミ ビシン ノ セカイ
シリーズ名 岩波美術館 : 新装版 / 柳宗玄, 前川誠郎, 高階秀爾 責任編集 歴史館 第3室(エーゲ海とギリシア・ローマ)
出版元 岩波書店
刊行年月 2002.6
版表示 新装版
ページ数 1冊 (ページ付なし)
大きさ 32cm
ISBN 4000089439
NCID BA5823744X
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全国書誌番号
20369824
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言語 日本語
出版国 日本
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