河竹登志夫 著
黙阿弥の死後、家を継いだのは独身の娘糸女であった。養嗣子繁俊も嫁みつをむかえ、女当主に献身するが、大正一二年の関東大震災、翌年の糸女の死は歌舞伎作者の家の解体に拍車をかける。河竹家三代の、なさぬ仲をも経て、家はどのように継承され、また変貌していったのか。黙阿弥の曾孫の手になる評伝文学の傑作。
「BOOKデータベース」より
[目次]
情報を取得できませんでした。
件が連想されています
ページトップへ