柳田国男論 丸山眞男論

吉本隆明 著吉本隆明 著

体液のように流れる柳田の文体と方法にかたちをあたえ、彼のえがいた稲の人としての「日本人」の鮮明な画像と,そこに見えかくれする「山人」や「アイヌ」の影に徹底した考察を加える「柳田国男論」。丸山の戦争体験の批判を入口に、『日本政治思想史研究』における徂徠学の評価の分析を軸にすえ、丸山政治学が幻想の「西欧」という虚構の立場を設定して初めて切り拓いた地平を検証する「丸山真男論」。近現代の代表的な思想家を俎上にのせ、雄勁なスケールでその核心を論じる。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 柳田国男論(縦断する「白」
  • 動機・法社会・農
  • 旅人・巡回・遊行)
  • 丸山真男論(序論
  • 「日本政治思想史研究」
  • 総論)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 柳田国男論 丸山眞男論
著作者等 吉本 隆明
書名ヨミ ヤナギタ クニオ ロン. マルヤマ マサオ ロン
シリーズ名 ちくま学芸文庫
出版元 筑摩書房
刊行年月 2001.9
ページ数 336p
大きさ 15cm
ISBN 4480086595
NCID BA5352016X
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全国書誌番号
20212715
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言語 日本語
出版国 日本
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