フリードリヒ<氷海> : 死を通過して、新しい生命へ

ペーター・ラウトマン 著 ; 長谷川美子 訳

凍結した海での難破の光景を、冷気が満ちる清明な空のもとに描いたフリードリヒの代表作『氷海』。啓蒙主義、フランス革命そして王政復古の反動にいたる時代の揺れ-そうした社会状況を、破壊と希望が共存するまったく新しい美に結晶させた画家の思想をたどる。激動の時代が生んだ破壊と希望が共存するまったく新しい美。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 フリードリヒのアトリエへの訪問
  • 第2章 葛藤の画面構成
  • 第3章 エルベ川の流氷と極地探検のヴィジョン
  • 第4章 崇高-感情の対立の中で
  • 第5章 旧体制の復活-ドイツの冬
  • 第6章 北方-青いクリスタル
  • 第7章 反アルカディアと否定的ユートピア
  • 第8章 古典主義とロマン主義-有機的な全体と無定形な断片
  • 第9章 人間の悲劇の象徴としての自然
  • 第10章 近くの恐怖と遠くの希望-死を通過して、自由と新しい生命へ

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 フリードリヒ<氷海> : 死を通過して、新しい生命へ
著作者等 Rautmann, Peter
長谷川 美子
ラウトマン ペーター
書名ヨミ フリードリヒ ヒョウカイ : シ オ ツウカシテ アタラシイ セイメイ エ
書名別名 C.D.Friedrich,Das Eismeer
シリーズ名 作品とコンテクストseries
出版元 三元社
刊行年月 2000.11
ページ数 147p
大きさ 19cm
ISBN 4883030512
NCID BA49505162
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全国書誌番号
20386380
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言語 日本語
原文言語 ドイツ語
出版国 日本
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