宗教をどう生きるか : 仏教とキリスト教の思想から

小林道憲 著

"宗教的なるもの"の本質は、いったい何なのだろうか。人びとは生と死、罪や業からの苦しみを、どのように乗り超えるのか。本書は、仏教が説く解脱にいたる思想やキリスト教の赦しの概念を、"帰依の宗教"と"信仰の宗教"という性格づけから考察する。古代人が感じとった"大いなるもの"への畏怖と帰一の心情は、歴史を超えて、いま、人びとにどのような救いを与えるのか。気鋭の哲学者が自らの宗教的体験をとおして、無常観や死生観に根ざす人間の心の闇を見つめ、彼方に見える生命観を見出そうとする。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 解脱の世界(死と無常
  • 苦と業
  • 解脱
  • 根源的生命
  • 相互連関
  • 生成と迷い)
  • 2 救いの世界(罪と悪
  • 救い
  • 絶対と相対
  • 愛と命
  • 煩悩と救い)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 宗教をどう生きるか : 仏教とキリスト教の思想から
著作者等 小林 道憲
書名ヨミ シュウキョウ オ ドウ イキルカ : ブッキョウ ト キリストキョウ ノ シソウ カラ
シリーズ名 NHKブックス
出版元 日本放送出版協会
刊行年月 1998.11
ページ数 306p
大きさ 19cm
ISBN 414001847X
NCID BA3851511X
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
99111471
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想