佐藤正夫 著
かつて品川の海に威容を誇った七つの要塞島、これが品川台場である。現在、臨海副都心の象徴として、静かなたたずまいを浮かべ時の流れを見守るのは第3、第6台場のみである。本書ではペリー来航から日本の開国に至る内外情勢、築造に要した当時の土木・科学技術をビジュアルに考証し、幕末の品川台場に日本の近代への幕明けの一断面を見る。収録した昭和30年代における品川台場撤去工事の諸記録は、画像資料を含めて圧巻。歴史、郷土史、城郭愛好家に新風をおくる必読の書。
「BOOKデータベース」より
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