飲酒症 : 「アルコール中毒」の本態

田中孝雄 著

日本ではアル中患者の平均寿命は52歳、肝硬変による死亡率は健康人の20倍というデータもある。これでは患者は飲み続けて早死するか、断酒して立直るかしかない。しかしアル中は果して病気か。飲酒に起因する障害は複雑多様で、疾患モデルとして見るには限界がある。豊富な臨床体験をもつ著者が、現代数学の「カタストロフィー理論」を導入して、「飲酒症」という新しい概念でアル中現象を捉え直す。飲酒とアル中に関する最新情報。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 飲酒の実態
  • 第2章 アルコール中毒患者の事例から
  • 第3章 さまざまな病院を巡って
  • 第4章 アルコール中毒患者の臨床
  • 第5章 アルコール中毒患者の末路
  • 第6章 アルコール中毒は病気か?
  • 第7章 飲酒症-飲酒のカタストロフィー

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 飲酒症 : 「アルコール中毒」の本態
著作者等 田中 孝雄
書名ヨミ インシュショウ
シリーズ名 中公新書
出版元 中央公論社
刊行年月 1986.5
ページ数 226p
大きさ 18cm
ISBN 4121008030
NCID BN00181942
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全国書誌番号
86042862
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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