明暗  上

夏目漱石 著

晩年の漱石は人間のエゴイズムを扱った作品を多く書いた。彼はこれを克服しようとする境地を"則天去私"と名づけているが、『明暗』はその実践といわれる。虚栄心の強いエゴイストの津田、お延の夫婦生活を通し、その暗さから明るさへの転換を描こうとして絶筆となった。漱石の思想的到達点を示す作品。

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 明暗
著作者等 夏目 漱石
書名ヨミ メイアン
シリーズ名 岩波文庫
巻冊次
出版元 岩波書店
刊行年月 1962 31刷
版表示 〔改版〕
ページ数 304p
大きさ 15cm
ISBN 4003101146
NCID BN04568853
BN00941671
BN01528069
BN09965726
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全国書誌番号
62001410
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言語 日本語
出版国 日本
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