芥川追想

石割透 編

歿後90年を経て今も読み継がれる作家の愛惜やまざる面影と真実を巡りあった48人が手繰りよせ語る。彼の生きた時代を現出させると共に、芥川の作品の生成の秘密をも遠望させてくれる同時代人たちの回想。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1(芥川の事ども(菊池寛)
  • 沓掛にて-芥川君の事(志賀直哉) ほか)
  • 2(友人芥川の追憶(恒藤恭)
  • 芥川君の戯曲(山本有三) ほか)
  • 3(宇野に対する彼の友情(広津和郎)
  • 芥川竜之介氏の死(水上滝太郎) ほか)
  • 4(芥川君の思出(野口功造)
  • 回想(西川英次郎) ほか)
  • 5(『芥川竜之介全集』の事ども(小島政二郎)
  • 心覚えなど(佐佐木茂索) ほか)
  • 6(二十三年ののちに(芥川文)
  • 父竜之介の映像(芥川比呂志) ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 芥川追想
著作者等 石割 透
書名ヨミ アクタガワ ツイソウ
シリーズ名 岩波文庫 31-201-2
出版元 岩波書店
刊行年月 2017.7
ページ数 525p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-00-312012-5
NCID BB24031258
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全国書誌番号
22938527
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言語 日本語
出版国 日本

掲載作品

著作名 著作者名
「或日の大石内蔵助」について 江口渙
「鼻」と芥川竜之介 久米正雄
『芥川竜之介全集』の事ども 小島政二郎
あの頃・この頃 宇野千代
それからそれ 室賀文武
れげんだ・おうれあ 内田魯庵
一挿話 小宮豊隆
三つのこと 中野重治
三中時代の芥川竜之介 広瀬雄
九月集. 其1 斎藤茂吉
二十三年ののちに 芥川文
俊髦亡ぶ 日夏耿之介
友人芥川の追憶 恒藤恭
名人芸を尊ぶ人 横関愛造
回想 西川英次郎
宇野に対する彼の友情 広津和郎
安らかならざるもの 室生犀星
年末 久保田万太郎
心覚えなど 佐佐木茂索
敗戦教官芥川竜之介 諏訪三郎
是亦生涯 佐藤春夫
沓掛にて 志賀 直哉
湖南の扇 内田百間
父竜之介の映像 芥川比呂志
田端の家 芥川瑠璃子
築地入船町・少年時代の事など〈母の手紙から〉 葛巻義敏
芥川さんの回想〈わたくしのルカ伝〉 松村みね子
芥川のことども 松岡譲
芥川の事ども 菊池 寛
芥川君と読書の速度 下島勲
芥川君の思い出二三 石田幹之助
芥川君の思出 野口功造
芥川君の戯曲 山本有三
芥川君をしのびて 土屋文明
芥川我鬼 高浜年尾
芥川教官の思い出〈黒須康之介の聞き書〉 内田百間
芥川氏の文学を評す 正宗白鳥
芥川氏の死の前後 森梅子
芥川竜之介さんの想い出 宮崎燁子
芥川竜之介の死 萩原 朔太郎
芥川竜之介君と大阪毎日新聞 澤村幸夫
芥川竜之介氏と河童 永見徳太郎
芥川竜之介氏の死 水上滝太郎
追憶 里見弴
追憶を書くとは思わざりき 菅忠雄
鎌倉と芥川竜之介君 蔭山蕉雨
飯倉だより〈芥川竜之介君のこと〉 島崎藤村
饒舌録〈感想〉 谷崎潤一郎
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