物語日本の治水史

竹林征三 著

技術は失敗・事故の反省により進展してきた。河川浸水災害は繰り返し起きている。破堤・災害は河川の持つ遺伝子である。治水の失敗は歴史から消え去る。治水神・禹の伝説は脈々と四千年の系譜は続く。巨大災害の世紀、混迷を深める治水。治水の歴史から学ぶべきことが多い。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 治水技術 揺藍期(河川技術とは何か-治水とは
  • 伏羲と女〓(か)-治水神話の原点 禹王が学んだ治水
  • 鯀の失敗と禹の治水-謙虚に学ぶ禹 自己犠牲と利他行 ほか)
  • 治水技術 発展期(武田信玄の治水-都江堰に学ぶ 僧策彦周良
  • 太閤秀吉の治水-兵法"水攻め"と太閤堤
  • 佐々成政の治水-大木土佐守兼能 ほか)
  • 治水技術 成熟・混迷期(田辺朔郎の琵琶湖疏水-朔郎の本当の夢は?
  • 青山士の碑文-『萬象ニ天意ヲ覚ル者ハ幸ナリ 人類ノ為メ國ノ為メ』
  • 大河津分水-御雇技師の大罪 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 物語日本の治水史
著作者等 竹林 征三
書名ヨミ モノガタリ ニホン ノ チスイシ
出版元 鹿島出版会
刊行年月 2017.6
ページ数 253p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-306-09447-5
NCID BB23886986
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全国書誌番号
22918592
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言語 日本語
出版国 日本
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