はじめてのジェンダー論

加藤秀一 著

いまだに不当な性差別や性暴力がはびこる現代社会。何が問題で、その解決には何が必要なのか。本書はその答えを追求し、徹底して論理的に考えます。人はなぜ、女か男かという性別にこだわるのか。その"分類"をいかに意味づけ、社会制度に組み込んでいるのか。"分類"する実践に着目する今までにないジェンダー論入門。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • ジェンダーとの遭遇-私たちは"分類"する
  • 「女」「男」とは誰のことか-性分化とインターセックス
  • 性別という壁を乗り越える人々-トランスジェンダー
  • ジェンダーは性と愛をも枠づける-同性愛と異性愛
  • 「男なんだから、男らしくすべき」は論理じゃない-性差と性役割
  • 科学や数学は女には向いていない?-生物学的性差
  • ジェンダーの彼方の国はどこにある-メディアと教育
  • 男が少女マンガを読むのは恥ずかしい?-恋愛と性行動
  • "被害者"の視点と"加害者"の視点-性暴力(1)
  • 「わいせつ」と「レイプ」は同じ罪なのか-性暴力(2)
  • 「女性差別は終わった」という残念な妄想-性別職務分離と統計的差別
  • ワーク・ライフ・バランスを阻むものは何か-性別役割分業、ホモソーシャル、マタニティ・ハラスメント
  • 女は子どもを産んで一人前?-母性愛神話、リプロダクティブ・ヘルス&ライツ、生殖テクノロジー

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 はじめてのジェンダー論
著作者等 加藤 秀一
書名ヨミ ハジメテ ノ ジェンダーロン
書名別名 INTRODUCTION TO GENDER AND SEXUALITY STUDIES
シリーズ名 有斐閣ストゥディア
出版元 有斐閣
刊行年月 2017.4
ページ数 228p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-641-15039-3
NCID BB23515237
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全国書誌番号
22900615
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言語 日本語
出版国 日本
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