女性から描く世界史

水井万里子, 伏見岳志, 太田淳, 松井洋子, 杉浦未樹 編

今日まで描かれてきた世界史の中に、女性たちの姿をくっきりと見出すことは容易ではない。世界史の研究・叙述の新たな方向性が検討される現在、「女性とともにある」世界史の叙述は可能なのか。東南アジアから、アジア諸地域、ヨーロッパ諸地域、中南米までを視野に入れ、中心をずらし、女性から描く新しい世界史叙述、史料の制約が前提となる、世界各地の女性のライフイベント比較史、異文化接触地域における女性たちの可視化、という3つのアプローチから、世界史の中に女性を見出すための新たな方法を探る。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 東南アジアから広がる「女性の世界史」-叙述へのアプローチ(東南アジア女性はどう描かれてきたか-17〜19世紀ジェンダー史研究の粗描
  • 近代インドネシアにおける民族主義の展開と「混淆婚」-ニャイと欧亜混血者の陰
  • オランダ領東インドにおける婚姻規定の歴史的変遷-本国婚姻規定との関連において
  • 近世ケープタウン女性の家財運用-財産目録とオークション記録の分析
  • 近世オランダ都市女性の経済的機会-ギルドとジェンダー規制の分析から)
  • 第2部 ライフサイクルからみる女性の可視化-実証からのアプローチ(オスマン帝国の女性と教育-女子師範学校の試み
  • ジェンダー史としての植民地朝鮮教育史-「不就学」からみた植民地の史料批判
  • スペイン領メキシコの相続制度に関する諸問題
  • ムスリム女性の財産獲得-近代イラン有力者家族の婚姻と相続
  • 近代市民法の成立と女性の財産権-ドイツ法・フランス法・日本法の比較から)
  • 第3部 コンタクト・ゾーンの女性たち-境界をめぐる比較のアプローチ(境界を表象する-「広東システム」と水上居民女性
  • 人の移動と境界の場の男女関係-長崎の事例から
  • イギリス東インド会社の初期インド植民都市建設と女性
  • 「境界」を考える-前近代インド社会における婚姻と集団意識
  • 英領インドにおける"植民地的遭遇"と女性たち-法・道徳・境界)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 女性から描く世界史
著作者等 伏見 岳志
太田 淳
杉浦 未樹
松井 洋子
水井 万里子
書名ヨミ ジョセイ カラ エガク セカイシ : ジュウナナ ニジッセイキ エノ アタラシイ アプローチ
書名別名 17~20世紀への新しいアプローチ
出版元 勉誠
刊行年月 2016.3
ページ数 289p
大きさ 21cm
ISBN 978-4-585-22142-5
NCID BB21057029
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全国書誌番号
22751072
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本

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