アジア的生産様式論争史

福本勝清 著

西欧起源のマルクス主義にとって、より東方の社会をどう理解するのか、つねに難しい問題であり続けたが、社会主義の祖国が作り上げたマルクス主義教義は、マルクスが本来抱いていた独特の「アジア的社会」に対する認識を否定してしまった。マルクス主義とその歴史学におけるアポリアとしてあった、「アジア的なるもの」をめぐる論争史。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 日本におけるアジア的生産様式論争-戦前編
  • 第2章 日本におけるアジア的生産様式論争-戦後編一九四五‐一九六四年
  • 第3章 日本におけるアジア的生産様式論争-第二次論争編一九六五‐一九八二年
  • 第4章 二十世紀中国におけるアジア的生産様式論の変遷
  • 第5章 中国におけるアジア的生産様式論争-一九七九‐一九八九年
  • 第6章 中国におけるアジア的生産様式論の後退と東方社会理論の興起
  • 第7章 西欧におけるアジア的生産様式論争の勃発

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 アジア的生産様式論争史
著作者等 福本 勝清
書名ヨミ アジアテキ セイサン ヨウシキ ロンソウシ : ニホン チュウゴク セイオウ ニ オケル テンカイ
書名別名 History of debates on the Asiatic mode of production

History of debates on the Asiatic mode of production : 日本・中国・西欧における展開
出版元 社会評論社
刊行年月 2015.11
ページ数 356p
大きさ 21cm
ISBN 978-4-7845-1832-6
NCID BB20228024
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全国書誌番号
22674699
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言語 日本語
出版国 日本
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