歴史文化を大災害から守る : 地域歴史資料学の構築

奥村弘 編

[目次]

  • 1 地域歴史学の構築に向けて(なぜ地域歴史資料学を提起するのか-大規模災害と歴史学
  • 歴史資料を千年後まで残すために ほか)
  • 2 地域歴史資料という見方の発見と展開-続発する大災害と地域歴史資料(1)(地域歴史資料の「保全」から「活用」へ-阪神・淡路大震災の被災地からの発信
  • 過疎化が進む地域と資料のゆくえ-山陰地域における資料保存の課題 ほか)
  • 3 東日本大震災の現場から-続発する大災害と地域歴史資料(2)(大規模災害時における資料保全ネットの活動-東日本大震災における宮城資料ネットの活動から
  • ふつうの人びとの資料レスキュー-山形文化遺産防災ネットワークの取り組み ほか)
  • 4 災害時の地域歴史資料保全の方法をめぐって(民間所在史料保全のためのネットワーク形成
  • 水濡れ史料の吸水乾燥ワークショップの展開 ほか)
  • 5 データ編

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 歴史文化を大災害から守る : 地域歴史資料学の構築
著作者等 奥村 弘
書名ヨミ レキシ ブンカ オ ダイサイガイ カラ マモル : チイキ レキシ シリョウガク ノ コウチク
出版元 東京大学出版会
刊行年月 2014.1
ページ数 422,23p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-13-020152-0
NCID BB14692912
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全国書誌番号
22366825
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言語 日本語
出版国 日本

掲載作品

著作名 著作者名
「宮城方式」での保全活動・一〇年の軌跡 佐藤大介
「忘却」される"歴史" 安田隼人
とらえなおされる地域歴史資料 三村昌司
なぜ地域歴史資料学を提起するのか 奥村 弘
ふつうの人びとの資料レスキュー 小林貴宏
イタリアにおける被災文書資料救出事例の検討 内田俊秀
ブンカザイを空疎な言葉にしないために 白水智
予防ネットという考え方 今津勝紀
土蔵まるごとの救出から広域災害支援へ 矢田俊文
地域の歴史・文化資料とどのように向き合うか 久留島浩
地域歴史資料の「保全」から「活用」へ 坂江渉
地域資料学を構想する糸口 市沢哲
多くの人に支えられた救出活動 伊藤昭弘
多仁式漉き嵌め法による資料修復と水損資料の脱水試験 多仁照廣
大規模災害時における資料保全ネットの活動 蝦名裕一
文化大国NIPPONの裏側 多仁照廣
歴史資料を千年後まで残すために 平川新
歴史資料を守り、伝えるために 寺内浩
歴史資料保全における福島県の課題 本間宏, 阿部浩一
民間所在史料保全のためのネットワーク形成 松下正和
水損史料の凍結真空乾燥処理、および関連処置について 内田俊秀
水濡れ史料の吸水乾燥ワークショップの展開 河野未央
津波被災歴史資料とボランティア 天野真志
災害から歴史的環境を守るために 足立裕司
災害時「未把握資料」の救出・保全をめぐる問題 山川千博
被災史料を"みんな"で守るために 川内淳史, 板垣貴志, 添田仁
過疎化が進む地域と資料のゆくえ 小林准士
震災を次代に伝えるために 佐々木和子
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