六ケ所村の記録 : 核燃料サイクル基地の素顔  下

鎌田慧 著

一九八四年、電気事業連合会は青森県知事に核燃料サイクル基地の建設受け入れを正式要請する。巨大開発の美名の下に農民たちを追い出し買収を進めた六ヶ所村の開拓地こそ、その立地点であった。日本の核センター建設は、偽計と裏切りから始まった。そして二〇一一年三月、またしても核の脅威に直面しながらも、なお六ヶ所村の使用済み核燃料再処理工場の強引な操業を図るのは、日本の核武装への第一歩である。一九七〇年から現地取材を続けてきた渾身の労作。毎日出版文化賞受賞作。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 8 国家石油備蓄基地
  • 9 満州・弥栄村開拓団
  • 10 核燃料サイクル基地
  • 11 弥栄平の崩壊
  • 12 泊のひとびと
  • 13 「土地は売らない」
  • 14 下北核半島への抵抗
  • 15 「再処理工場の黄昏」
  • 補章 下北核半島化の拒絶

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 六ケ所村の記録 : 核燃料サイクル基地の素顔
著作者等 鎌田 慧
書名ヨミ ロッカショムラ ノ キロク : カク ネンリョウ サイクル キチ ノ スガオ
シリーズ名 岩波現代文庫 S233
巻冊次
出版元 岩波書店
刊行年月 2011.11
ページ数 345, 31p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-00-603233-3
NCID BB07360956
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全国書誌番号
22028135
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言語 日本語
出版国 日本
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