開発と平和 : 脆弱国家支援論

稲田十一 編

ソマリア、東ティモール、アフガニスタンなどガバナンスが弱く不安定な「脆弱国家」。なぜこれらの国で紛争が起こり、人々の生活が向上しないのか。その全体像と国際社会の支援のあり方を描く。その関与の仕方はいかなるものか。そもそも国の脆弱性とは何か。どのような支援が効果的なのか。「脆弱国家」の多面的な課題について、紛争・開発・平和構築に具体的に関わっている第一線の研究者・専門家によって書かれた、学際的・包括的な初のテキスト。コラムや基本用語についての解説も充実している。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 「脆弱国家」という課題
  • 第1部 「脆弱国家」をみる視角(紛争と国家
  • 国際社会における「崩壊国家」の課題
  • 破綻・脆弱国家の国際統治におけるジレンマ
  • 経済学による「脆弱国家」分析)
  • 第2部 国の「脆弱性」のとらえ方(開発援助機関の視点でとらえた「脆弱国家」
  • 国の「脆弱性」をどう把握するか-カンボジアと東ティモールの事例
  • 紛争予防の視点からのアセスメント)
  • 第3部 効果的な支援アプローチ(「脆弱国家」に対する効果的な支援
  • 分権的制度の意義と形成
  • 「脆弱国家」の再建と治安部門改革(SSR))
  • 第4部 国際社会の支援(「脆弱国家」における国際援助調整
  • 「脆弱国家」に対する日本の支援アプローチ)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 開発と平和 : 脆弱国家支援論
著作者等 稲田 十一
書名ヨミ カイハツ ト ヘイワ : ゼイジャク コッカ シエン ロン
書名別名 Aid for development and peace
シリーズ名 有斐閣ブックス 105
出版元 有斐閣
刊行年月 2009.9
ページ数 296p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-641-18380-3
NCID BA91405337
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全国書誌番号
21660956
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言語 日本語
出版国 日本
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