友だちは無駄である

佐野洋子 著

友だちってなんだろう?「友だちというものは無駄な時をともについやすものなのだ。何もしゃべることなぞなく、ただ石段にすわって、風に吹かれて何時間もボーっとしたことのある友だち。失恋した友だちにただふとんをかぶせる事以外何も出来なかった日。中身が泣いているふとんのそばで、わたしはかつおぶしをかいていた」。佐野洋子は友だちをこんなふうに思っている。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 子どもって、たいへんだったなあ(友人を必要としない人もいる
  • 三角関係のバランスを学習したころ)
  • 肉親ではない他人を求める時(いじめられたこと、よかったと思ってる
  • 友情を育てるために遊んでいるんじゃない ほか)
  • それぞれの人生はじまってしまうものなんだ(好きな子のこと
  • 少しずつ人生がはじまってきた)
  • 自然にまた情が情を呼んじゃうんだよね(偽善を学ぶのも大事なこと
  • 女の友だち ほか)
  • おとなになった私は女友だちとこんな話をしている(みんなが自分を誤解している?
  • 人を傷つけた痛み ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 友だちは無駄である
著作者等 佐野 洋子
書名ヨミ トモダチ ワ ムダ デ アル
シリーズ名 ちくま文庫
出版元 筑摩書房
刊行年月 2007.2
ページ数 222p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-480-42309-2
NCID BA80571312
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全国書誌番号
21209147
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言語 日本語
出版国 日本
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