探偵小説と二〇世紀精神 : ミネルヴァの梟は黄昏に飛びたつか?

笠井潔 著

ダイイングメッセージ、クローズドサークル、犯人特定の論理、読者への挑戦-。第1部では探偵小説を語る上で不可避の論点に、エラリー・クイーン初期の傑作『ギリシア棺の謎』『シャム双子の謎』などを引きながら挑む。第2部では"第三の波"とポストモダニズムの照合によって浮かび上がる、探偵小説の歴史的位相を鮮やかに解明する。法月綸太郎氏との対談も収録。話題を呼んだ『ミネルヴァの梟は黄昏に飛びたつか?』に続く鮮烈な評論集。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • はじめに-探偵小説と二〇世紀精紳
  • 1 形式体系と探偵小説的ロジック(クローズドサークルと叙述トリック
  • 探偵小説キャラクターのアイデンティティ
  • 被害者とダイイングメッセージ ほか)
  • 2 第三の波とポストモダニズム(過渡期にある第三の波
  • 透明な世界の不透明化
  • 人形の時代とポストモダニズム ほか)
  • 対談 現代本格の行方(vs.法月綸太郎)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 探偵小説と二〇世紀精神 : ミネルヴァの梟は黄昏に飛びたつか?
著作者等 笠井 潔
書名ヨミ タンテイ ショウセツ ト ニジッセイキ セイシン : ミネルヴァ ノ フクロウ ワ タソガレ ニ トビタツカ
シリーズ名 Key library
出版元 東京創元社
刊行年月 2005.11
ページ数 267p
大きさ 20cm
ISBN 4488015190
NCID BA74713241
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全国書誌番号
20938595
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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