原口統三 著
1946年(昭和21)逗子海岸にて深夜入水自殺した若き仏文学徒・原口統三は一冊の大学ノートを友人に遺した。『二十歳のエチュード』と題されて刊行されたこの手記は、以来すぐれた文学的遺書として、戦後のすぐれた文学者をはじめ数多くの若者たちに影響を与え、「青春の神話」として読みつがれてきた。そして、現代。安易に死を選ぶ青少年の問題がとりざたされる中で、本書は静かに、時の彼方から、私たちの「生と死」を問いかけている…。
「BOOKデータベース」より
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