「男」という不安

小浜逸郎 著

少年犯罪、ひきこもり、ストーカー、中高年自殺といった現代の社会問題の主役は、大半が「男」である。男が弱くなった、危なくなったと言われて久しいが、何が彼らをそうさせているのか。他方、いまの日本の女たちはもはや男など頼りにせず、決然と自立を目指しているかのように多くのメディアは報じるが、それはほんとうなのだろうか?現代日本の男たちが直面している困難を多面的に照らし出し、いまあらためて再考されるべき「男の値打ち」「男の生き方」を模索する真摯な論考。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 「男らしさ」は必要なくなったか(男女をめぐる状況の様変わり
  • 「男は度胸、女は愛嬌」は死語か ほか)
  • 第2章 いつ「男」になるのか(ボーヴォワール説への疑問
  • 自然に対して対立的、非調和的な「男」 ほか)
  • 第3章 男にとって恋とはなにか(ロマンチック・ラブ・イデオロギー
  • 欲望を達成できない切ない思い ほか)
  • 第4章 「中年」と「父親」をどう乗り切るか(「生命体の一種」と「一人の主体」
  • 人間だけが有する時間物語 ほか)
  • 結論に代えて-体験的視点から

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 「男」という不安
著作者等 小浜 逸郎
書名ヨミ オトコ ト ユウ フアン
シリーズ名 PHP新書
出版元 PHP研究所
刊行年月 2001.4
ページ数 233p
大きさ 18cm
ISBN 4569614175
NCID BA51684177
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
20177633
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想