英語の様相

四方田敏 著

マーク・トウェインのThe Adventures of Huckleberry Finnの作品研究では、主としてHuckと黒人Jimを中心とする方言を記述。サリンジャーのThe Catcher in the Ryeについては、もっぱらくだけた口語、俗語に注意を向けて記述。「事象」の捉え方では、英語は言語表現に当っては情報伝達を主とした構造をとるのであるが、日本語は曖昧で、極めて主観的な文が書かれることがあるということを記述。文法研究では、目的語の有無による意味的差異を中心に論考。語法の研究では、中でも特に「v+o+…ingの構造」の論述の中でPalmerの所見を加筆して、内容のより一層の充実を試みた。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 作品研究(ハックルベリー・フィンの冒険
  • The Catcher in the Ryeについて ほか)
  • 2 日英語比較(「事象」の捉え方
  • 使役態について)
  • 3 文法研究(目的語の省略と目的語の明示
  • 時制における心理 ほか)
  • 4 語法研究("確言"の副詞について
  • 法助動詞Mustについて ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 英語の様相
著作者等 四方田 敏
書名ヨミ エイゴ ノ ヨウソウ
出版元 文化書房博文社
刊行年月 2001.4
ページ数 282p
大きさ 21cm
ISBN 483010936X
NCID BA51890408
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全国書誌番号
20173565
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言語 日本語
出版国 日本
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