女と男の時空 : 日本女性史再考  7

鶴見和子 ほか監修

徳川幕府のもと、太平の世が続いたいわゆる江戸時代。身分制度秩序のなかで、女性の顔が見えにくい時代ともいわれる。自然の理として男女の役割が引き受けられて「家」意識は一般化、女訓書による女性教化が進む。しかし一方、これまでの歴史から抜け落ちてきた関係存在としての女と男を、民衆宗教や芸能に、江戸女流文学に見ることで「爛熟する女と男」の近世を描き出す。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 心性の諸相-宗教・文芸・教化(芸能における女性
  • 民衆宗教における女性
  • 江戸の出版にみる女性像-浮世絵師・渓斎英泉を中心に
  • 江戸女流文学史の試み
  • 上杉鷹山の女子教訓-教化の諸相
  • ことわざと女性史)
  • 2 家・婚姻の基層(家と婚姻の基層を探る-第2部のはじめに)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 女と男の時空 : 日本女性史再考
著作者等 福田 光子
鶴見 和子
中内 敏夫
中村 桂子
丸山 照雄
宮田 登
岸本 重陳
永畑 道子
波平 恵美子
秋枝 蕭子
書名ヨミ オンナ ト オトコ ノ ジクウ : ニホン ジョセイシ サイコウ
書名別名 爛熟する女と男 : 近世. 上
シリーズ名 藤原セレクション
巻冊次 7
出版元 藤原書店
刊行年月 2000.11
ページ数 275, 10p
大きさ 19cm
ISBN 4894342065
NCID BA49958087
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全国書誌番号
20117524
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言語 日本語
出版国 日本

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