ドイツ国家学と明治国制

瀧井一博 著

「国制知」とは、国家の成り立ちと諸制度-国制を構想し、その支柱となってそれを運営していく知的営み、ないしそれに携わる学識集団である。本書は、明治日本の「国制知」をドイツ国家学に求め、ローレンツ・フォン・シュタイン、伊藤博文、渡辺洪基の思想と活動を追いながら、ドイツ国家学の成立と展開、わが国への伝播とその帰趨を見届け、その「国制知」としての実態と機能に比較法史の視角からアプローチする。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 「国制知」という考え方
  • 第1部 ローレンツ・フォン・シュタイン-その生涯と思想(19世紀ドイツにおける国家学の興亡
  • 「国家学者」シュタイン
  • 「比較法学者」シュタイン)
  • 第2部 シュタインと明治日本(シュタイン詣で
  • 伊藤博文の滞欧憲法調査
  • シュタインの日本論)
  • 第3部 国家学・国家学会・国家学者-明治日本の国制知(国家学会の明治国制
  • 国家学会の退場、国家学者の誕生)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 ドイツ国家学と明治国制
著作者等 瀧井 一博
滝井 一博
書名ヨミ ドイツ コッカガク ト メイジ コクセイ : シュタイン コッカガク ノ キセキ
書名別名 シュタイン国家学の軌跡
シリーズ名 Minerva人文・社会科学叢書 31
出版元 ミネルヴァ書房
刊行年月 1999.10
ページ数 350p
大きさ 22cm
ISBN 4623030989
NCID BA43686789
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全国書誌番号
20009285
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言語 日本語
出版国 日本
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