戦後思想は日本を読みそこねてきた : 近現代思想史再考

鈴木貞美 著

戦後の民主主義思想は、第二次世界大戦へと至る過程を帝国主義侵略戦争と規定し、断罪してきた。まるでそのように規定さえすれば、すべての問題が解決するかのようにふるまってきたのだ。しかし、なぜ、その時、「近代の超克」が唱えられたのか、その内実を明らかにすることは、実質的に放棄されたままだ。「近代の超克」をめぐる評価を軸に、日本の近現代思想史を読みかえる。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 戦後思想は日本を読みそこねてきた(引き裂かれた日本-大江健三郎「あいまいな日本の私」
  • 読まれそこないの戦争詩-吉本隆明『抒情の論理』
  • 融合論はもう沢山-丸山真男「日本の思想」
  • 人権思想も家族国家論も東西融合)
  • 第2章 丸山真男の歴史意識(螺旋運動というレトリック
  • 通奏低音の正体
  • 革命思想と進化論受容)
  • 第3章 「近代の超克」思想の基盤(「近代の超克」の先駆
  • 大正期へ
  • 大正生命主義は百花繚乱)
  • 第4章 「近代の超克」思想の展開(マルクス主義と大衆社会
  • 日本の使命
  • 「支那事変」と神がかった国体論
  • 「大東亜共栄圏」へ)
  • 第5章 戦後民主主義を超えて(敗戦、占領は、どう受けとめられたのか
  • ヒューマニズムは戦争に同調した思想を撃てたのか
  • 近代の総体を問う
  • 知のシステムを問いなおす)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 戦後思想は日本を読みそこねてきた : 近現代思想史再考
著作者等 鈴木 貞美
書名ヨミ センゴ シソウ ワ ニホン オ ヨミソコネテキタ : キンゲンダイ シソウシ サイコウ
書名別名 Sengo shiso wa nihon o yomisokonetekita
シリーズ名 平凡社新書 501
出版元 平凡社
刊行年月 2009.12
ページ数 260p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-582-85501-2
NCID BB00476930
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全国書誌番号
21711659
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言語 日本語
出版国 日本
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