書かれる手

堀江敏幸 著

いくつもの奇跡的な出会いが地の底の水脈でつながり、言葉と言葉を、人と人を艶やかな表面で結びつけ、だれも見たことのない深さに変貌させていくような瞬間に遭遇したとしたら、感謝をこめてそれを「文学」と呼んでおきたい-。須賀敦子、長谷川四郎、島尾敏雄、山川方夫…不幸のなかに砂粒のような幸福の輝きを見出す著者の"言葉の魔術"がつむぐ、十二人の作家たちの物語。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 書かれる手-マルグリット・ユルスナール論
  • 幻視された横道-須賀敦子『ユルスナールの靴』をめぐって
  • 端正なエロス-竹西寛子論
  • 脱走という方途-長谷川四郎論
  • 気鬱の子午線-島尾敏雄論
  • フィリップ・マーロウを訪ねたチェスの名人-田中小実昌論
  • 二人きりの孤独-山川方夫論
  • 濃密な淡彩-パトリック・モディアノ論のための覚え書き
  • 芝生の意味するもの-ミラン・クンデラをめぐって
  • 小さな痛みの音楽-フィリップ・ガレルとマルク・ショロデンコをめぐって
  • "形而上的な怪我"からの治癒-金井美恵子『ピクニック、その他の短篇』をめぐって
  • 肉球的エクリチュール-金井美恵子『恋愛太平記』をめぐって
  • 表面が深さになるとき-平凡社ライブラリー版「あとがき」にかえて

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 書かれる手
著作者等 堀江 敏幸
書名ヨミ カカレル テ
書名別名 Kakareru te
シリーズ名 平凡社ライブラリー 682
出版元 平凡社
刊行年月 2009.10
ページ数 299p
大きさ 16cm
ISBN 978-4-582-76682-0
NCID BA91675535
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全国書誌番号
21679564
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言語 日本語
出版国 日本
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