世界制作の方法

ネルソン・グッドマン 著 ; 菅野盾樹 訳

本書が刊行されるや、アメリカ哲学会に大きな反響を惹き起こし、度重なるシンポジウムが開催されたアメリカ現代哲学の最重要著作。世界制作論とは、グッドマン独自の唯名論的論理を基礎とした、もろもろの哲学に関する哲学、メタ哲学、哲学とはいえない哲学、という逆説である。そこでは、藝術、科学、知覚、生活世界など、幅広い分野を考察し、思索の徹底性を示す。「われわれはヴァージョンを作ることによって世界を作る」。この洞察によって、言語中心主義に陥っている現代哲学の超克を目指し、人間の記号機能の発露としてのさまざまな世界を、平易な文体によって等しく考察する創造的試み。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 言葉、作品、世界
  • 第2章 様式の地位
  • 第3章 引用にかんするいくつかの問題
  • 第4章 いつ藝術なのか
  • 第5章 知覚にかんするある当惑
  • 第6章 事実の作製
  • 第7章 レンダリングの正しさについて

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 世界制作の方法
著作者等 Goodman, Nelson
菅野 盾樹
グッドマン ネルソン
書名ヨミ セカイ セイサク ノ ホウホウ
書名別名 Ways of worldmaking
シリーズ名 ちくま学芸文庫
出版元 筑摩書房
刊行年月 2008.2
ページ数 296, 9p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-480-09125-3
NCID BA84745980
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全国書誌番号
21383029
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言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本
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