小説家夏目漱石

大岡昇平 著

戦後を代表する作家である著者は、「彼(漱石)の作品を調べるのは、自分を調べることと同じになって来た気配があります」(本書より)と語っている。漱石の処女作『吾輩は猫である』から遺作『明暗』に至る小説をテクストに即して精緻に分析する、著者30年にわたる漱石論の集大成。読売文学賞受賞。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序説 『こゝろ』と『道草』
  • ウイリアム・「盾」・水-「幻影の盾」源流考
  • 『猫』と「塔」と「館」と-作家漱石の発車
  • 「坊っちゃん」
  • 漱石と国家意識-「趣味の遺伝」をめぐって
  • ユリの美学-漱石とキリスト教
  • 江藤淳著『漱石とアーサー王伝説』批判
  • 再び『漱石とアーサー王伝説』批判
  • 漱石の構想力-江藤淳『漱石とアーサー王伝説』批判
  • 「薤露行」の構造
  • 水・椿・オフィーリア-『草枕』をめぐって
  • トリスタンとイズーの駈落ち-『三四郎』をめぐって
  • 姦通の記号学-『それから』『門』をめぐって
  • 幻想の生れる場所-「夢十夜」「永日小品」
  • 『彼岸過迄』をめぐって
  • 文学と思想-『行人』をめぐって
  • 『こゝろ』の構造
  • 「自伝」の効用-『道草』をめぐって
  • 『明暗』の結末について

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 小説家夏目漱石
著作者等 大岡 昇平
書名ヨミ ショウセツカ ナツメ ソウセキ
シリーズ名 ちくま学芸文庫
出版元 筑摩書房
刊行年月 1992.6
ページ数 522p
大きさ 15cm
ISBN 4480080015
NCID BN07816339
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全国書誌番号
92061760
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言語 日本語
出版国 日本
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