日本語の哲学へ

長谷川三千子 著

「日本語の哲学」を目指すとは、いったいどんなことなのか。-少なくともそれは、古代ギリシャに始まった西洋の哲学をただ日本語で受容する、ということではないはずである。かつて和辻哲郎が挑んだその課題は、いま、もっとも挑戦しがいのあるテーマとして研究者を待ちかまえている。ここに展開するのは、パルメニデス、デカルト、ハイデッガーといった哲学者たちと、「日本語」をもって切りむすぶ、知的バトルの数々である。これまでに類を見ない知的冒険の姿がここにある。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 日本語と哲学
  • 第2章 デカルトに挑む(学問語と日常語のたたかい
  • 「私」がきりひらく道)
  • 第3章 「ある」の難関(パルメニデス
  • ヘーゲルの苦闘)
  • 第4章 ハイデッガーと和辻哲郎
  • 第5章 「もの」の意味
  • 第6章 「こと」の意味

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 日本語の哲学へ
著作者等 長谷川 三千子
書名ヨミ ニホンゴ ノ テツガク エ
シリーズ名 ちくま新書 866
出版元 筑摩書房
刊行年月 2010.9
ページ数 250p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-480-06553-7
NCID BB03159821
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
21827593
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想