父と子の思想 : 日本の近代を読み解く

小林敏明 著

父と子(特に息子)の間には、母とのそれにはない、独特な感情の交錯がある。しかし、そこにはまた、私的な関係におさまらないものも胚胎されているのではないか。本書は、近代日本における父子問題の典型を、夏目漱石、中野重治、中上健次の作品から浮きあがらせた前半部と、それらを思想的にとらえなおしたとき、何が見えてくるのかを論じた後半部からなる。父子関係がわれわれにとって持つ意味とは何か。読者は近代を貫く大きな問題系へと引き寄せられることだろう。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • なぜ父子を問題にするのか
  • 第1部 文学に見る父子(通じあえない父子
  • 拮抗する父子
  • 「父殺し」の試み)
  • 第2部 父子問題の射程とその行方(知識人をめぐって
  • 家・田舎・辺境
  • 回帰の構造
  • 父子問題の現況について)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 父と子の思想 : 日本の近代を読み解く
著作者等 小林 敏明
書名ヨミ チチ ト コ ノ シソウ : ニホン ノ キンダイ オ ヨミトク
書名別名 Chichi to ko no shiso
シリーズ名 ちくま新書 790
出版元 筑摩書房
刊行年月 2009.6
ページ数 264p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-480-06490-5
NCID BA90280724
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
21639135
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想