悪の哲学 : 中国哲学の想像力

中島隆博 著

この世の悪は、一人ひとりがその行いを改めれば払拭できるものだろうか?自然災害に見舞われ、多くの人が苦しめられているとき、そこに悪の問題はないのだろうか?孔子や孟子、荘子、荀子などの中国古代の思想家たちも、悪という問題に直面し、格闘してきた。清代にいたるまでの、そうした悪をめぐる哲学的思考を辿りなおし、その可能性と限界を描き出す。悪にあらがい、その残酷さを引き受け、乗り越えるための方途を探る哲学の書である。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 君子の悪と小人の悪
  • 第2章 無善無悪
  • 第3章 天と人-災異と天譴
  • 第4章 性は善である
  • 第5章 礼について
  • 第6章 荘子と非倫理
  • 第7章 性は悪である
  • おわりに 想像力のレッスン

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 悪の哲学 : 中国哲学の想像力
著作者等 中島 隆博
書名ヨミ アク ノ テツガク : チュウゴク テツガク ノ ソウゾウリョク
シリーズ名 筑摩選書 0043
出版元 筑摩書房
刊行年月 2012.5
ページ数 211p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-480-01543-3
NCID BB09207166
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全国書誌番号
22136860
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言語 日本語
出版国 日本
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