田中優子 著
伽羅の香と毛氈の緋色、遊女の踊りと淫なる声、そこに響き渡った三味線の音色が切り拓いたものはなんだったのか…?アジア、中国、ヨーロッパを見据え、江戸に越境したモダニズムの淵源を、音楽の変客を通し地球規模で探る、近世文化論の傑作。江戸文化の根幹に存在する音曲の問題を自在に展開した名著の待望の文庫化。特別対談=「江戸音曲の広がり」(武満徹)。
「BOOKデータベース」より
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