伊勢詣と江戸の旅 : 道中日記に見る旅の値段

金森敦子 著

江戸時代、全国に流行した伊勢詣。人々は伊勢講を組織して貯金し、餞別をもらい、農閑期を選んで団体で出発した。道中では旅篭代を倹約したり、渡し船の船頭に酒手を強要されたりしつつ伊勢に到着。すると緋毛氈の駕篭に迎えられ、御師の大邸宅では御馳走づくめに絹の蒲団が出る。神楽の奉納に名所・遊女屋の見物、土産の購入と、旅の全てを拾い、その経費を現代の円に換算して庶民の旅の実態を描き出す。弥次・喜多になって旅する気分になれる一冊。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 伊勢参宮(お蔭参り
  • 御師の活動
  • 御師の出迎え ほか)
  • 第2章 旅の値段(奉納金の積み立て
  • 奉納金の内訳
  • 旅の経費とみやげ ほか)
  • 第3章 街道に生きる(往来手形
  • 旅人の保護
  • 旅人たち ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 伊勢詣と江戸の旅 : 道中日記に見る旅の値段
著作者等 金森 敦子
書名ヨミ イセ モウデ ト エド ノ タビ : ドウチュウ ニッキ ニ ミル タビ ノ ネダン
シリーズ名 文春新書
出版元 文藝春秋
刊行年月 2004.4
ページ数 237p
大きさ 18cm
ISBN 4166603752
NCID BA66716211
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全国書誌番号
20590597
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言語 日本語
出版国 日本
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