パトリック・オブライアン 著 ; 高津幸枝 訳
フランス側の情報操作とも知らずに、灼熱の紅海で敵の策にまんまとはまりマルタへと帰還したオーブリー。やがて、彼はマチュリンともども北アフリカのバーバリー海岸へ派遣された。かの地の太守が英国に宛てた不当な要求に対処せよというのだ。外交交渉ですめばよし、さもなくば強硬手段もやむなしとの命令だった-果たして一行の前に、太守と密かに手を組むフランス艦が。オーブリーとマチュリンのコンビに危機迫る。
「BOOKデータベース」より
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