世阿弥の稽古哲学

西平直 著

世阿弥は対立を生き、調和を生き、そして対立と調和の「移る堺」を生き、その「堺」の消え去る境地を生きた。予測不能な舞台に対処する稽古の智慧。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1章 伝書はいかなる視点から読まれてきたか-そしていかに読みうるか
  • 2章 伝書理解のための補助線-理論枠組みの設定、そして作業図
  • 3章 稽古の教えに秘められた智慧-稽古の「次第梯登」
  • 4章 稽古開始以前の子ども-「七歳をもて初めとす」が前提にした子どもの身体
  • 5章 稽古における型の問題(研究ノート)
  • 6章 伝書における無心の厚み
  • 7章 伝書における二重の見-「離見の見」と「書く世阿弥」
  • 8章 有主風と我意分-無心における創造性・主体性とはどういうことか
  • 9章 息と音楽性-根底に流れる位相を稽古するとはどういうことか
  • 10章 序破急-成就するとはどういうことか

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 世阿弥の稽古哲学
著作者等 西平 直
書名ヨミ ゼアミ ノ ケイコ テツガク
出版元 東京大学出版会
刊行年月 2009.11
ページ数 296, 4p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-13-010113-4
NCID BB00200838
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全国書誌番号
21724337
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言語 日本語
出版国 日本
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