江戸幕府と儒学者

揖斐高 著

林家は、朱子学者・林羅山を始祖とする江戸幕府に仕えた儒官の家柄である。大坂冬の陣の発端となった方広寺鐘銘事件から、史書『本朝通鑑』の編纂、湯島聖堂の創建、大学頭叙任、赤穂浪士討ち入り事件への対応、そして新井白石との対立まで-。初代羅山・二代鵞峰・三代鳳岡は、歴代将軍の寵用と冷遇に翻弄されながらも、江戸期朱子学の確立に奔走した。その林家三代一五〇年の闘いと事績を描く。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 方広寺鐘銘事件-林羅山評価の試金石
  • 朱子学者羅山の誕生
  • 御儒者の仕事
  • 時代のなかの朱子学
  • 読書家羅山と文学
  • 二代林鵞峰-守成への意志
  • 『本朝通鑑』の編纂
  • 鵞峰の自画像「一能子伝」
  • 林家塾の教育体制
  • 三代林鳳岡の憂鬱
  • 赤穂事件
  • 新井白石との確執
  • 林家凋落の萌し

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 江戸幕府と儒学者
著作者等 揖斐 高
書名ヨミ エド バクフ ト ジュガクシャ : ハヤシ ラザン ガホウ ホウコウ サンダイ ノ タタカイ
書名別名 林羅山・鵞峰・鳳岡三代の闘い
シリーズ名 中公新書 2273
出版元 中央公論新社
刊行年月 2014.6
ページ数 254p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-12-102273-8
NCID BB1586694X
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
22445152
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想