鴎外のオカルト、漱石の科学

長山靖生 著

西洋があみ出したサイエンスがひとり歩きを始めた十九世紀末。「進化論」が有色人種への偏見を正当化し、「進歩」と「覇権主義」が表裏一体だった時代のヨーロッパを、森林太郎と夏目金之助は身をもって体験した。鴎外の疑似科学=オカルトとの関わり、漱石の自然科学への強い関心は、日本が自分を取り戻し、「和製リアリズム」を獲得するための、したたかなプロセスだった…。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 漱石、科学、進歩(やむをえぬ近代の痛ましい科学
  • 「科学」の発見、「事実」の発見
  • 科学的言説との闘争)
  • 第2章 鴎外、オカルト、秩序(鴎外の影法師
  • 隠蔽のための叡智
  • 欲望の連鎖の先)
  • 第3章 リアルをめぐる闘争(史伝の目指すもの
  • 写生は「リアル」を写し得るか
  • 何がリアルなものを生み出すのか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 鴎外のオカルト、漱石の科学
著作者等 長山 靖生
書名ヨミ オウガイ ノ オカルト ソウセキ ノ カガク
出版元 新潮社
刊行年月 1999.9
ページ数 231p
大きさ 20cm
ISBN 4104241024
NCID BA43415872
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全国書誌番号
20002068
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言語 日本語
出版国 日本
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