「坊っちゃん」はなぜ市電の技術者になったか

小池滋 著

『坊っちゃん』のラスト、なぜ漱石は主人公を「街鉄の技手」という職業に就かせたのか。佐藤春夫の『田園の憂鬱』で、主人公を「憂鬱」にさせた「汽笛の音」の正体は。『〓(ぼく)東綺譚』執筆時の荷風は、当時の鉄道風景に何を見つけたのか-。明治から昭和初期の名作八篇中の謎と、廃線や路線変更によって生じた鉄道史の迷宮とがクロスする。ミステリの味わいを湛えたスリリングな鉄道エッセイ。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 「坊っちゃん」はなぜ市電の技術者になったか-夏目漱石『坊っちゃん』
  • 電車は東京市の交通をどのように一変させたか-田山花袋「少女病」
  • 荷風は市電がお嫌いか-永井荷風『日和下駄』
  • どうして玉ノ井駅が二つもあったのか-永井荷風『〓(ぼく)東綺譚』
  • 田園を憂鬱にした汽車の音は何か-佐藤春夫『田園の憂鬱』
  • 蜜柑はなぜ二等車の窓から投げられたか-芥川龍之介「蜜柑」
  • 銀河鉄道は軽便鉄道であったのか-宮沢賢治「銀河鉄道の夜」
  • なぜ特急列車が国府津に停ったのか-山本有三『波』

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 「坊っちゃん」はなぜ市電の技術者になったか
著作者等 小池 滋
書名ヨミ ボッチャン ワ ナゼ シデン ノ ギジュツシャ ニ ナッタカ
シリーズ名 新潮文庫
出版元 新潮社
刊行年月 2008.10
ページ数 209p
大きさ 16cm
ISBN 978-4-10-136151-2
NCID BA87346030
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全国書誌番号
21505555
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言語 日本語
出版国 日本
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