日本の迷走はいつから始まったのか : 近代史からみた日本の弱点

小林英夫 著

幕末・維新から現在まで近代日本の歩みを、戦争と平和の問題を中心に据え、グローバルな視座で大局的に描き出す。戦争はなぜ繰り返すのか、何が国家の盛衰を決めるのか?近代日本の「迷走」と「暴走」、そして現在の「迷走」をもたらした「選択」を見ていくと、世界ルールの転換の認識と対応の遅れが主因だと解ってくる。では、どうすればよいのか!?日本近代史の大家が「通史」を見ていくことによって未来を考える、これまでにない「日本近代史」。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 近代日本の歴史から、どうやって未来を考えるのか
  • 幕末・維新〜大日本帝国憲法制定(〜一八九三) 国際社会の荒波に船出し、近代国家への道を進む
  • 日清戦争〜日英同盟締結(一八九四〜一九〇二) 「文明国」をうたって清国に勝利するが、アジア蔑視が迷走の萌芽となる
  • 日露戦争〜辛亥革命(一九〇三〜一九一一) 日露戦争の経験と教訓を活かせず、過信が迷走へとつながっていく
  • 第一次世界大戦(一九一二〜一九二〇) 大戦による世界ルール変更を理解できずに、迷走を繰り返す
  • ワシントン会議〜世界恐慌の発生(一九二一〜一九三〇) 協調体制の一員となるが、恐慌への対応から膨張路線に向かう
  • 満洲事変〜二・二六事件(一九三一〜一九三六) 満洲事変の「成功」により、世界から孤立して戦争への道を進む
  • 日中戦争(一九三七〜一九四〇) 中国との戦争の出口が見つからず、迷走から暴走へ向かう
  • アジア太平洋戦争(一九四一〜一九四五) 希望的観測から日米開戦を決断し、破滅への道を暴走する
  • 敗戦・占領〜独立回復(一九四五〜一九五四) 民主化と非軍事化に取り組むなかで、アメリカ従属の道へ進む
  • 五五年体制(十九五五〜十九七二) 経済優先でキャッチアップに成功するが、経済大国となって道を失う
  • 石油ショック〜バブル崩壊(十九七三〜十九九一) 多極化する世界経済の動きに戦略的対応ができず、迷走を始める
  • 冷戦終結〜世界金融危機(十九九二〜) 冷戦後の世界ルールの変化に付いていけず、経済危機に迷走を深める
  • 地球規模の問題に、日本はどう取り組むのか?

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 日本の迷走はいつから始まったのか : 近代史からみた日本の弱点
著作者等 小林 英夫
書名ヨミ ニホン ノ メイソウ ワ イツカラ ハジマッタノカ : キンダイシ カラ ミタ ニホン ノ ジャクテン
書名別名 Nihon no meiso wa itsukara hajimattanoka
シリーズ名 小学館101新書 107
出版元 小学館
刊行年月 2011.4
ページ数 319p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-09-825107-0
NCID BB0566010X
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全国書誌番号
21920566
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言語 日本語
出版国 日本
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