「兵士」になれなかった三島由紀夫

杉山隆男 著

一九七〇年十一月二十五日。自衛隊の本拠・市ヶ谷駐屯地で壮絶な最期を遂げるまで、三島由紀夫は毎年のように自衛隊に体験入隊を繰り返していた。その中で三島は、苛酷な訓練にも真摯に臨み、現場の「兵士」=自衛隊員たちとも濃密な交流を重ね、時に「クーデター」への思いも口にしていたという。三島にとって自衛隊とは何だったのか。そして、四十年近く封印されてきた「三島自決」までの知られざる道程とは-。"共に起つ"ことを期待された元「兵士」たちが初めて三島の肉声と貴重なエピソードを明かした、「兵士」シリーズの掉尾。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 忍(黙契
  • 走る人
  • 懸垂
  • 水兵渡り
  • 救出
  • 美学)
  • 第2章 剣(段級審査
  • 手合わせ
  • 服装点検
  • 同期の二人
  • メダリスト)
  • 第3章 絆(告白
  • 継続監
  • 自立の宴
  • 最後の会話
  • 運命)
  • 最終章 手紙

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 「兵士」になれなかった三島由紀夫
著作者等 杉山 隆男
書名ヨミ ヘイシ ニ ナレナカッタ ミシマ ユキオ
シリーズ名 小学館文庫 す7-5
出版元 小学館
刊行年月 2010.4
ページ数 244p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-09-408473-3
NCID BB01840846
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全国書誌番号
21749123
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言語 日本語
出版国 日本
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