物理学と神

池内了 著

「神はサイコロ遊びをしない」と、かつてアインシュタインは述べた。それに対し、量子論の創始者ハイゼンベルグは、サイコロ遊びが好きな神を受け入れればよいと反論した。もともと近代科学は、自然を研究することを、神の意図を理解し、神の存在証明をするための作業と考えてきたが、時代を重ねるにつれ、皮肉にも神の不在を導き出すことになっていく。神の御技と思われていた現象が、物質の運動で説明可能となったのだ。しかし、決定論でありながら結果が予測できないカオスなど、その後も神は姿を変えて復活と消滅を繰り返し、物理学は発展し続けている。神の姿の変容という新しい切り口から、自然観・宇宙像の現在までの変遷をたどる、刺激的でわかりやすい物理学入門。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 神の名による神の追放
  • 第2章 神への挑戦-悪魔の反抗
  • 第3章 神と悪魔の間-パラドックス
  • 第4章 神のサイコロ遊び
  • 第5章 神は賭博師
  • 第6章 神は退場を!-人間原理の宇宙論
  • 第7章 神は細部に宿りたもう
  • 第8章 神は老獪にして悪意を持たず

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 物理学と神
著作者等 池内 了
書名ヨミ ブツリガク ト カミ
書名別名 Butsurigaku to kami
シリーズ名 集英社新書
出版元 集英社
刊行年月 2002.12
ページ数 253p
大きさ 18cm
ISBN 4087201740
NCID BA6026996X
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全国書誌番号
20361382
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言語 日本語
出版国 日本
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