藤沢周平 : 負を生きる物語

高橋敏夫 著

藤沢周平の魅力とは何か。武家もの、市井もの、浪人もの、捕物ものそれぞれに、人と時代を見る目の確かさ、深く強く描く抜群の小説技法があげられる。著者は、戦争嫌い、熱狂嫌い、流行嫌いの藤沢周平に「反時代的な憤怒」を読み取り、「荒涼としてなつかしい物語世界を旅する悦び」を語る。「世界は悦びや愉しみや安心よりも、わずかに悲しみや苦悩や不安が多いと感じる」人間に自分を重ね、作品にふれて「これでしばらく生きていける」とつぶやく。清新な藤沢ワールド・ガイドブック。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 藤沢周平、その魅力の源泉-荒涼としたなつかしさ
  • 負を生きる物語、その魅力の源泉-誰か一人は悲しまなければならない
  • 第1部 負を生きる物語のほうへ-それは藤沢周平ではない/これが藤沢周平である(兄にかわって、ひと言言うべきことがある-武家ものと市井もの
  • よみがえる記憶に-市井もの一
  • 「泣かない女」の系譜-市井もの二 ほか)
  • 第2部 藤沢周平のほうへ-同時代作家と藤沢周平(三枚の写真から-暗転また暗転の後に
  • 藤沢周平の誕生-反時代的な憤怒がそそぎこまれた
  • 時代小説の暗い輝き-もうひとつの現代小説)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 藤沢周平 : 負を生きる物語
著作者等 高橋 敏夫
書名ヨミ フジサワ シュウヘイ : フ オ イキル モノガタリ
書名別名 Fujisawa shuhei
シリーズ名 集英社新書
出版元 集英社
刊行年月 2002.1
ページ数 238p
大きさ 18cm
ISBN 4087201252
NCID BA55129950
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全国書誌番号
20288487
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言語 日本語
出版国 日本
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