東と西の語る日本の歴史

網野善彦 著

日本人は同じ言語・人種からなるという単一民族説にとらわれすぎていないか。本書は、日本列島の東と西に生きた人々の生活や文化に見られる差異が歴史にどんな作用を及ぼしてきたかを考察し、考古学をはじめ社会・民俗・文化人類等の諸学に拠りながら、通説化した日本史像を根本から見直した野心的な論考である。魅力的に中世像を提示して日本の歴史学界に新風を吹き込んだ網野史学の代表作の一つ。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 「ことば」と民俗-東と西の社会の相違
  • 考古学からみた東と西
  • 古代の東国と西国
  • 東の将門、西の純友
  • 源氏と平氏-東北・東国戦争と西海の制覇
  • 東国国家と西国国家
  • 荘園・公領の東と西
  • イエ的社会とムラ的社会
  • 系図にみる東西〔ほか〕

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 東と西の語る日本の歴史
著作者等 網野 善彦
書名ヨミ ヒガシ ト ニシ ノ カタル ニホン ノ レキシ
シリーズ名 講談社学術文庫
出版元 講談社
刊行年月 1998.9
ページ数 340p
大きさ 15cm
ISBN 4061593439
NCID BA37442440
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
99034193
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言語 日本語
出版国 日本
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