不機嫌の時代

山崎正和 著

日本の近代文学者を広く襲い、その内面を覆った影のひとつに"不機嫌"という気分があった。生きることにまつわる苦痛、不安、鬱屈等々の、とらえどころのないもやもやした雰囲気を、鴎外、漱石、荷風、直哉らの作品を通し、これを「人間生活の根本的な状態」という特別な意味をこめて独創的に把握した。近代的な自我形成の歴史の流れのなかで、不機嫌を20世紀の人間学のきわめて重要な概念として細密に描きわけた長篇文芸評論。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 不機嫌の自覚-志賀直哉
  • その時代-荷風と漱石
  • 気分の構造-鴎外
  • 「私」と「公」の乖離
  • 感情の自然主義
  • 『それから』の時間
  • 『明暗』の行動
  • 傍観と自虐
  • 不機嫌と実存の不安

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 不機嫌の時代
著作者等 山崎 正和
書名ヨミ フキゲン ノ ジダイ
書名別名 Fukigen no jidai
シリーズ名 講談社学術文庫
出版元 講談社
刊行年月 1986.2
ページ数 282p
大きさ 15cm
ISBN 4061587218
NCID BN02240485
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
86026217
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想